中日・京田 4安打の活躍も…“カッコ悪い”スライディング反省「荒木さんみたいに飛びたかった」

打撃は絶好調の中日・京田だが…(東スポWeb)

中日・京田陽太内野手(27)の勢いが止まらない。

京田が14日の広島戦(バンテリン)で今季初の4安打&4得点の大活躍でチームを今季初の5連勝に導いた。4安打は2019年9月21日のヤクルト戦(神宮)以来となる2年ぶり。これで2試合連続猛打賞で自己最多タイの13試合連続安打をマークし、ここまで9月は48打数20安打で打率4割1分7厘と打ちまくっている。

それでも好調の要因は「正直、分かりません。そんなに変わってないと思う。本当に初めての経験なので、こういうボンボン打ってるのが。本当に分からないです、すみません」と殊勝に話した。

そんな京田が〝反省〟したのがスライディングだ。2―1の5回に先頭で、この日3本目となる安打で出塁し、その後、相手先発・森下の暴投で二塁へ進んだ。さらに3番・大島が中前打を放つと、京田は三塁を蹴って一気に本塁へ突入。ヘッドスライディングを敢行し、捕手・会沢とのクロスプレーとなったが、判定はセーフ。

すると、佐々岡監督がリクエストを要求したが、リプレー検証の結果、左手が一瞬早くタッチしており、判定は変わらず3点目が入った。

しかし、このプレーについて京田は「いやー、カッコ悪いですね。荒木さんみたいにこうやって飛びたかったです。どてってなってたので。そりゃあリクエストされますよね」と頭をかいた。

現役時代に荒木雅博内野守備走塁コーチ(44)の本塁クロスプレーでのヘッドスライディングは華麗に空中を飛ぶことで神がかっていると評判だったとあって、京田も〝師匠〟に追いつき追い越せでファンを魅了するつもりだ。

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