阪神電鉄とドコモ、甲子園球場内でのフードデリバリーの実証実験を発表

阪神電気鉄道株式会社(以下、阪神電鉄)は、阪神甲子園球場の一部座席(三ツ矢サイダーボックス)限定でフードデリバリーの実証実験を実施すると発表した。株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と協業して行う。9月13日付のプレスリリースで明かした。

今回の実証実験は、ドコモが提供するモバイルオーダーシステム「EasyEat」を使用する。このアプリは、ユーザー自身のスマートフォンでQRコードを読み取るだけで、注文・支払いができるセルフオーダーサービスだ。これにより、ユーザーは、注文から会計までの流れをユーザー自身の座席で完結させ、試合観戦を楽しみながらフードを受け取ることができる。スーパードライ甲子園の内野店を対象店舗とし、9月17日からプロ野球レギュラーシーズン終了まで行う予定だ。

また、メニューは英語対応しており、2021年9月以降、韓国語と中国語(簡・繁)にも対応を予定している。ただし、同実証実験では、日本語対応のみだ。なお、阪神電鉄は、同実験を通じて、より快適に観戦できるようなサービスの検討を行うと述べている。

(出典:阪神電鉄 公式Webサイト)

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