長崎県内 ワクチン接種 2回目57% 全国平均を上回る 12日時点

 長崎県は14日、新型コロナウイルスワクチンの12日時点の県内接種状況を公表した。1回目は約84万2千回(接種率63.1%)、2回目は約69万7千回(52.2%)。医療従事者を含めた接種率は1回目68.8%、2回目57.2%で、いずれも全国平均を上回った。
 12歳未満は接種対象外だが、全人口に対する割合を算出。全国は1回目56.3%(医療従事者込み61.1%)、2回目45.0%(同49.2%)だった。
 医療従事者を除いた市町別の2回目接種率は、北松小値賀町が8割で最も高かった。平戸、松浦、五島、雲仙、南島原、東彼東彼杵、新上五島の5市2町も6割を超えた。一方、低いのは長崎、佐世保、諫早、大村の4市がいずれも4割台後半だった。
 県全体の65歳以上は1回目90.9%、2回目88.8%。

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