課題の関西圏に浸透したい 栃木県があの手この手の広告展開

阪急百貨店うめだ本店前のデジタルサイネージで放映されている栃木県のCM=13日午後、大阪市(県大阪センター提供)

 関西圏で栃木県の認知度を向上させようと、県大阪センターは、大阪府内などで百貨店前のデジタルサイネージ(電子看板)やラジオCMなど多メディアを使った広告プロモーションを展開している。観光名所や期間限定アンテナショップを紹介する。

 栃木県が取り組む多メディアを活用した活動としては異例の規模という。

 広告は、23日まで大阪市北区の地下街「ディアモール大阪」内に期間限定でオープンしているアンテナショップをPRするほか、中禅寺湖や那須岳(茶臼岳)、あしかがフラワーパークなど県内観光名所を画像付きで紹介する内容となっている。

 19日まで、阪急大阪梅田駅連絡通路と阪急百貨店うめだ本店前のデジタルサイネージ計2カ所で、約3千回のスポットCMを流す。阪急神戸線と宝塚線には、中づり広告ポスター計820枚を掲示した。

 またMBSラジオでは、職員が出演して栃木県をPRするほか、10月5日まで約90回のCMを流す予定。

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