【スイス・ベルン14日(日本時間15日)発】ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)が復帰したマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が、敵地で行われたヤングボーイズ(スイス)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグF組初戦に1―2で敗れて金星を献上してしまった。
古巣再デビューを果たしたニューカッスル戦(11日)で2ゴールを挙げて千両役者ぶりを発揮した。この日も前半13分に先制ゴールをマーク。ポルトガル代表でも同僚のMFブルーノ・フェルナンデスの左クロスに右足で合わせた。自身の持つCL最多得点記録(2位はFWリオネル・メッシの120得点)を135に更新し、この日は後半27分までプレーした。
スーパースターが、さすがの活躍を見せたものの、前半35分にDFアーロン・ワンビサカが相手の足を踏んでしまって一発退場。前半のうちに10人になる厳しい状況になり、流れが変わってしまう。すると後半21分に同点に追いつかれると、後半アディショナルタイムに逆転を許して敗戦。オーレグンナー・スールシャール監督は「タッチが大きくなってしまいファウルを犯してしまった。(判定に)反論するのは難しい」と退場も仕方ないとの見解だった。
ホームにビリャレアル(スペイン)を迎える29日(日本時間30日)の第2戦は負けられない。今度はC・ロナウドが勝利につながるゴールを決められるか。