〝常に噛みつく英名物司会者〟大坂なおみは「不機嫌な顔で『私を見て!』とメディアの前で叫ぶ」

ピアース・モーガン(右)とTVプレゼンターのクリス・エバンス(ロイター)

ファッションの祭典「メットガラ」(米ニューヨーク)に共同ホストとして参加し、ゴージャスな衣装を披露した女子テニスの大坂なおみ(23=日清食品)に対し、またまたあの男がちょっかいだ。

メーガン妃批判の急先鋒で知られる英国の名物司会者・ピアース・モーガンは、セレブによるチャリティーイベントでもある「メットガラ」について英「デーリー・メール」にコラムを掲載。「偽善とひどく醜い『オートクチュール』の記念碑としてそびえ立つ」と〝金持ちの偽善イベント〟だと批判した。

毒舌男は、参加したオカシオコルテス米下院議員を「偽善者」と批判。ニューヨークのデブラシオ市長に対しては「軽蔑していると公言しているエリートと一緒に遊んでいた。何たる詐欺師」と非難した。

続けて出てきた名前が大坂だ。「詐欺師といえば、テニススターの大坂なおみは、今年のほとんど泣き言を言ったり、泣いたり、ラケットを壊してイライラを爆発させたりして、自分の調子の悪さやメンタルの問題をメディアのせいにしていた。しかし昨夜の彼女は、相変わらず不機嫌な顔でルイ・ヴィトンのとんでもない衣装で『私を見て!』と叫び、世界中のメディアの前でパレードをした」と攻撃。衣装についても「そのドレスはホラーがテーマのハロウィン・パーティーに適していた」とからかった。

一方で女子テニス界の新星で全米覇者のエマ・ラドゥカヌ(英国)については「対照的に、常に笑顔を絶やさない大坂の新たなライバル・ラドゥカヌは、メディアを攻撃するのではなく、受け入れている。18歳の少女にふさわしいシャネルのアンサンブルを着ていた」と持ち上げた。

常に大坂に噛みつくモーガン。セレブ中のセレブばかりが出席する大イベントのなかでも、大坂に目が行くようだ。

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