黒木華×杉野遥亮「僕の姉ちゃん」OPテーマがハンバートハンバートの「恋の顛末」に決定

テレビ東京が実写ドラマ化し、9月24日からAmazon Prime Videoで全話一挙先行配信される「僕の姉ちゃん」のオープニングテーマが、ハンバートハンバートの「恋の顛末」に決定。さらに、渡辺大知、遊屋慎太郎、片桐仁の出演が発表された。

原作は、女性を中心に幅広い支持を得ている漫画家・益田ミリ氏の代表作の一つ。素朴で真っすぐに育ってきた社会人1年目の弟と、30歳の姉が鋭いツッコミを入れていくユーモラスな会話劇だ。年の離れた姉弟がつかの間の2人暮らしをする日々を描き、思わず膝を打つ鋭い恋愛感・仕事論・力の抜き方など、さく裂する“僕の姉ちゃん”による批評は大いなる共感を与えるものだ。

姉・白井ちはるを黒木華、弟・白井順平を杉野遥亮、順平の職場の同僚を久保田紗友、若林拓也、平岩紙が演じ、監督・脚本を吉田善子氏が務め、エンディングテーマにOKAMOTO’Sの「Sprite」が決定している。また、2022年にはテレビ東京でも放送予定となっている(日時未定)。

オープニングテーマを担当するハンバートハンバートは、1998年に結成された佐藤良成と佐野遊穂によるデュオで、フォーク、カントリーなどをルーツにした楽曲と、別れやコンプレックスをテーマにした独自の詞の世界は、幅広い年齢層から支持を集めている。原作・ドラマとじっくり向き合いながら書き下ろされた「恋の顛末」は、恋多き姉・ちはるの歌のようでもあり、また同時に、弟・順平との束の間の暮らしを歌っているようでもある、ドラマの世界にピッタリの楽曲だ。9月29日から各配信サイトで配信がスタート(https://ssm.lnk.to/KNT)。11月10日には7inchとしてもリリースされる。

佐野は「気ままな姉ちゃんと愛すべき弟の、ダイニングの隅っこに参加できて幸せです。私にもこんな弟がいたら、ビール片手に夜な夜なおしゃべりしてみたいなぁ」とコメント。佐藤は「黒木華さんに代わって俺が姉ちゃん役をやるぞってくらいのつもりで、益田ミリ先生の原作とドラマの仮編集を毎日毎日繰り返し読んで、見て、姉ちゃんになりきって作りました。とても楽しかったです」と楽曲制作の過程を明かした。

主人公を演じる黒木は「ハンバートハンバートさんは『おなじ話』という曲を聴いてからすごく好きなアーティストさんだったので、こうして、ドラマで出会うことができて、幸せです。優しい歌声と、真っすぐな歌詞が姉ちゃんの姿と重なります」と喜びのメッセージを寄せている。

さらに、追加キャストとして解禁されたのは、ちはるのデート相手として登場する3人。恋多き女・ちはるは、彼らとのデートで何を思うのか? 恋する姉を定点観測する弟・順平のリアクションにも注目だ。

谷崎智也役の渡辺は「姉弟の掛け合いが面白く、登場人物が生き生きと見えた脚本でした。谷崎智也は、黒木さん演じるちはるさんの、つかの間の安心というか、ずっと一緒にいたい存在じゃなくても、ちゃんと会った時にホッと落ち着ける人でいたいなと思いました。黒木さんとは初めてゆっくり時間を共にした気がします。たぶん実際の時間としては短かったけど、とても穏やかな時間でした」と役柄を紹介。

宮台亨役の遊屋は「台本を読んで、日々の生活、仕事、そして恋愛に、丁寧にかつ前向きに向き合う姉弟に元気をもらうと同時に、うらやましさを感じました。本作の中で、ちはると出会う男の1人が宮台亨です。2人で過ごす時間が、ちはるにとって、そして宮台亨にとっても、特別なものになるように、2人の間の初々しさを大切にして演じることができればと思います。このドラマを見て、少しでも前向きな気持ちになっていただけたら、幸いです」とアピール。

永野晋役の片桐は「オフィスものだと思って現場に入ったら、衣装も仕事場も、とにかくおしゃれでビックリしました。僕の役は海外出張から帰ってきた、久々に会う取引先の人みたいな役だったんですが、独特なハイブランドの服を着てて、どんな会社員?と思いましたが、仕事場もおしゃれで、社員の皆さんもおしゃれだったので、そういうもんなんだと、なんか納得しました。仕事終わりに、ふと華ちゃんと話すシーンが楽しかったです」と撮影を振り返った。

さらに、姉ちゃんの辛らつでユーモラスな名言と、かわいくて優しい世界観がぎっしり詰まった予告映像(https://youtu.be/u5z1Y20HB3U)も公開されている。

© 株式会社東京ニュース通信社