エンゼルス・大谷翔平は4打数無安打 ゲレロ不発もペレス43号で本塁打王争い過熱

残り18試合で本塁打王争いはどうなるか(ロイター=USA-TODAY-Sprorts)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は14日(日本時間15日)に敵地シカゴでのホワイトソックス戦に「2番・DH」で出場し、4打数無安打、3三振1四球だった。打率2割5分7厘。チームは3―9で敗れ、借金4となった。

相手先発は右腕ジオリト。メジャー1年目の2018年7月23日に本拠地エンゼル・スタジアムで通算8号を放っている。初回一死無走者はカウント2―2からファウルで2球粘った7球目、内角高めの95・3マイル(約153キロ)直球に空振り三振。1―6の4回先頭はカウント2―2から5球目の内角より低めの93・9マイル(約151キロ)の直球を見逃すも球審のコールは「ストライク」だった。

3―7の5回一死一塁は2番手の右腕ライトと対戦。2球目が暴投になり走者が二進。カウント3―1からの5球目は外角を大きく外れ、四球で歩いた。3―9の7回先頭は4番手の左腕バマーの初球、真ん中低めの96・4マイル(約155キロ)を叩いて三ゴロに倒れた。6番手の左腕フライとマッチアップした9回一死無走者はシンカーを2球空振りし、3球目の外角低めのカーブにバットは空を切った。

この日は本塁打王争いでトップの45号をマークしているブルージェイズのゲレロは本拠地でのレイズ戦では4打数無安打で不発だったが、3位のロイヤルズのペレスは本拠地でのアスレチックス戦の6回に43号3ランを放ち、1本差と接近。3回にも適時打で1打点稼いでおり、109打点で単独トップに立った。

大谷が今月2本塁打と苦しむ中、ゲレロは6発7打点、ペレスは5本塁打15打点と好調を維持している。大接戦の本塁打王争い。残り18試合でアーチを量産し、決着を付けるだけだ。

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