広島県内のお薦めのお菓子を紹介します。今回は福山市の「ばら公園どおり マロンドール」の２品です。

ヌーベルローゼ（右） ヌーベルローゼショコラ （各１個270円）

バラのジャム入り 優雅な焼き菓子

「ヌーベルローゼ」はバラの花の形をした香ばしい焼き菓子です。アーモンドを練り込んだ生地の中には、バラの花びらを煮た自家製のローズコンフィチュールが入っています。上品なバラの香りは優雅な気持ちにさせてくれます。「ばらのまち福山」をイメージして、店主の徳永行紀さんと父で先代の誠一さんが共に考案。福山ばら祭の2008年度「認定ばらグッズ」に選ばれました。「ヌーベルローゼショコラ」は濃厚なチョコレート味の姉妹品です。中にガナッシュが入っていて、オレンジピールがアクセントになっています。

仙酔仙人（1620円）

保命酒入りの香り高いケーキ

福山市鞆町の名産である保命酒入りのパウンドケーキです。保命酒は生地に練り込むほか、焼き上がりにも染み込ませています。ふわっとお酒の甘い香りがして、口溶けがよくやさしい味わいです。お酒に弱い人のために、保命酒の風味を残しつつアルコール分を飛ばした商品「仙酔仙人プレミアム」もあります。

ばら公園どおり マロンドール

1950年創業の洋菓子店。福山市今町にあった店舗は2005年に焼失し、07年多治米町に移転オープンした。「ヌーベルローゼ」「仙酔仙人」ともに、世界の食品会社が競う品評会モンドセレクションで３年連続最高金賞に輝いている。

福山市多治米町1-6-11

電話084-954-0925

営業時間午前１０時～午後７時定休日火曜、第1月曜