大相撲秋場所4日目(15日、東京・両国国技館)、幕内剣翔(30=追手風)が、38度の発熱で休場することが分かった。日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が明らかにした。この日、対戦相手の幕内千代の国(九重)は不戦勝となる。
剣翔は新型コロナウイルスのPCR検査を受ける予定で、芝田山部長は「万が一(陽性)のときは対策を取らないといけない」と説明。
また、剣翔は初日から幕内輝(高田川)、幕内魁聖(友綱)、幕内栃ノ心(春日野)と対戦したが「取組は濃厚接触にあたらないということになっている。ただ、同じ部屋に関してはどう判断されるか分からない」(芝田山部長部長)。
その一方、同部長は「(剣翔は)足が痛いというような話もしているということなので蜂窩織炎とかもあるかもしれません」としつつ「こういうことは今まで起こらなかったけど、起こってもおかしくない状況にある」と語った。