新潟県内で計17人の新型コロナウイルス新規感染患者、県内感染がほぼデルタ株に置き換わる

新潟県は15日15時30分、県内7453例目から例目(新潟市発表分を除く)となる新型コロナウイルス感染症患者が計17人確認されたと発表した。新潟市発表分の22人と合計で、15日の新規感染患者は39人になった。

地域別の患者数は、五泉市で4人、三条市・燕市・胎内市・三条保健所管内で2人、小千谷市・阿賀町・新発田市・上越市・長岡市で1人。現時点で感染経路がわかっていない患者は9人。

これまでに確認されている集団感染に関連する患者は2人判明。上越保健所管内の幼稚園関連の集団感染では、本日新たに1人判明し、このクラスターの累計患者数は21人になった。また、三条保健所管内の飲食店に関連する患者も1人判明。このクラスター関連の患者は、累計14人となった。

また、県は直近のL452R変異(いわゆるデルタ株に見られる変異)のスクリーニング検査の実施状況についても公表。8日から14日のスクリーニング検査(新型コロナの感染判明日ではない)178件のうち、陽性は168件で、陰性2人、判定不能8件。陽性率で言うと98.8%となり、これまででもっとも高い結果となった。

なお、ゲノム解析によるデルタ株の判定は、同じく8日から14日分21件のうち、20件がデルタ株と判定。残り1件は判定不能だった。

本日感染が判明した患者の概要については以下の通り。

7453例目は小千谷市在住で無職の30歳代女性。

7467例目は三条市在住で無職の60歳代女性。

7568例目は三条市在住で会社員の40歳代男性。

7469例目は燕市在住で自営業の70歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。

7470例目は阿賀町在住でパート従業員の40歳代女性。県内感染者の濃厚接触者。

7471例目は五泉市在住で生徒の10歳代女性。

7472例目は燕市在住で会社員の20歳代男性。三条保健所管内の飲食店クラスター関連の濃厚接触者。

7473例目は三条保健所管内在住の20歳代男性。

7474例目は三条保健所管内在住でアルバイトの10歳代女性。

7475例目は新発田市在住で会社員の30歳代男性。県内感染者の接触者。

7480例目は胎内市在住で団体職員の50歳代女性。県内感染者の濃厚接触者。

7481例目は胎内市在住で自営業の30歳代男性。

7482例目は五泉市在住の10歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。

7483例目は五泉市在住で自営業の40歳代女性。

7484例目は五泉市在住で学生の10歳代女性。

7487例目は上越市在住で会社員の20歳代女性。上越保健所管内の幼稚園クラスター関係の濃厚接触者。

7491例目は長岡市在住で飲食店従業員の50歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。

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