島根原発2号機、安全審査に合格 再稼働には自治体の同意必要

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原子力規制委員会は中国電力が再稼働を目指す島根原発2号機について、安全審査の合格を正式に決めました。今後は再稼働に向けて、地元自治体の同意を得る手続きが必要となります。

【原子力規制委員会・更田豊志委員長】
「中国電力島根原子力発電所2号炉の設置変更許可を決定します」

原子力規制委員会は島根県松江市にある島根原発2号機について、安全対策が新規制基準に適合しているとして、再稼働に必要な審査に合格したことを示す『審査書』を正式に決定。
その後、原子力規制庁が中国電力に許可書を手渡しました。

島根原発2号機は全国で唯一、県庁所在地に立地する原発で、避難計画で対象となる原発から30キロ圏内にはおよそ46万人が住んでいます。
計画によりますと、島根原発で重大な事故が起きた場合は、一部の人は県境を越え、広島県内にも避難する想定です。

中国電力は今年度中に安全対策の工事を終える予定ですが、再稼働には、立地自治体の島根県と松江市の同意を得る必要があり、具体的な再稼働の時期のめどは立っていません。
中国電力は、「島根原発の更なる安全性の向上を追求するとともに、安全確保にも万全を期してまいります」とコメントしています。