【新型コロナ】15日の神奈川県所管域 1人死亡、110人感染 病院などでクラスター拡大

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は15日、県所管域で新たに1人の死亡と、10歳未満~90代の男女110人の感染が確認されたと発表した。

 死亡したのは座間市の90代女性で、県内の高齢者福祉施設の入所者。8月27日に発熱などの症状があり、陽性と判明し、翌28日に症状が悪化し入院していたが、9月11日に新型コロナ感染症により亡くなった。既往症があったという。同施設では他に2人が感染しているという。

 新規感染者のうち、4人が中等症、106人が軽症または無症状で、56人の感染経路が不明。年代別の内訳は、40代が25人、30代20人、20代16人、10代15人、50代12人、10歳未満8人、60代・70代が各6人、80代・90代が各1人。

 県厚木保健福祉事務所管内の物流会社事業所で30代と50代の女性従業員2人の陽性が判明。感染者は計6人となり、県は新たなクラスター(感染者集団)と認定した。

 クラスターが発生している平塚共済病院(平塚市)で新たに入院患者3人の感染が確認され、感染者は計18人となった。県小田原保健福祉事務所管内の製造業工場では新たに従業員6人の陽性が判明し、感染者は計16人となった。

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