大相撲秋場所4日目(15日、東京・両国国技館)、大関カド番の貴景勝(25=常盤山)が元横綱朝青龍のおいの幕内豊昇龍(22=立浪)を退けて、ようやく初日を出した。
相手のノド輪で押し込まれる場面もあったが、最後は体を開きながら突き落としを決めた。初日からの連敗は3でストップ。負け越せば大関から陥落する崖っぷちの状況で、ひとまず悪い流れを断ち切った。
取組後は「この3日間の心境? 別に、いつも通り。振り返るのは、千秋楽が終わってからでいい。明日の相撲に集中してやるだけ。また明日、頑張ります」と口元を引き締めた。