ガッツあふれるスーパープレーに、割れんばかりの歓声が飛んだ。巨人のスコット・ハイネマン外野手(28)が15日のDeNA戦(東京ドーム)に「7番・右翼」で先発出場し、5回の守備で華麗な美技を見せた。
先頭打者・佐野が、戸郷の投じた4球目を力強く捉えると、打球は勢いよく伸び右翼フェンス際へ。抜ければ長打コースの打球だったが、これをハイネマンが後ろ向きのまま飛びついて捕球。そのままフェンスに激突したが、しっかりとグラブの中に白球を収めた助っ人のファインプレーに場内からは盛大な歓声と拍手が送られた。
一方でこんなハプニングも。続く5回の攻撃では自身が先頭打者としてこの日2打席目を迎えたが、大貫から左手首に死球を受け、思わず苦悶…。それでも患部を確認したのちに「大丈夫」とアピールすると、すぐさま走って一塁上へ。塁上で謝罪するソトに笑顔を見せて無事をアピールするなど、今度は「紳士対応」で魅せたナイスガイだった。