余った食品困窮世帯へ イオン宮崎店に回収箱

イオン宮崎店で行われているフードドライブ

 家庭で余った食品の寄付を募る「フードドライブ」が、宮崎市のイオン宮崎店で行われている。同市の市民団体「フードバンクみやざき」が協力し、集まった食品は同団体を通じて困窮世帯支援団体や子ども食堂などに届けられる。
 同店食品売り場の一角に、フードドライブに関するチラシや回収ボックスなどを設けている。受け付けているのは、常温保存でき賞味期限1カ月以上、未開封などの加工食品。13日から始まっており、来店した客がインスタントラーメンや魚の缶詰などを持ち寄っている。
 イオン九州(福岡市)は九州7県の店舗で今月からフードドライブを始めており、県内は同店と日向市のイオン日向店で実施。毎月第2月曜日から1週間行う予定で、今月は19日まで。
 イオン宮崎店食品販売課の福田研仁課長は「取り組みの周知を図り、フードロス削減などにつなげたい」と話していた。

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