複合施設ホテルとの契約終了後に 橿原市新庁舎問題 現分庁舎施設への集約案提示

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 建設計画が進められていた橿原市役所の新しい本庁舎について、市は現庁舎の場所での建て替えを取り止めて、現在分庁舎があるホテルとの複合施設に庁舎機能を集約する新たな案を示しました。

 新たな案は、14日開かれた市議会の特別委員会で市側から議会に示されたものです。この案は、複合施設ミグランスの運営会社との契約が終了する2038年以降に、現在ホテルとして使われている5階から10階部分を庁舎用に改修しようというものです。

今の本庁舎の機能は、ミグランスに集約するまでの間、かしはら万葉ホールなど市の施設に分散させる計画です。8月の委員会で亀田市長は、厳しい財政状況などから建て替え計画を20年後に先送りする案を示していましたが、今回の案は庁舎の建設そのものを取り止めるもので、市議会からの支持がどの程度得られるのかは不透明な状況です。

市役所の住所の変更には、議会で出席議員3分の2以上の同意を得て条例を改正する必要もありますが、亀田市長は、12月議会での条例改正案などの提出に意欲を示しました。

橿原市 亀田市長

「限られた予算のなかで、より効果的な案が今回示した案であると確信をもって、議会の皆さんにしっかりと理解を求めていく事に力を入れたいと思っています。」