1歳長女を刺殺か 39歳母親に懲役7年6か月の判決

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1歳長女を刺殺か 39歳母親に懲役7年6か月の判決

 2020年3月、千葉市の住宅で、当時1歳の長女をナイフで刺して殺害したとして、39歳の母親が殺人罪に問われている裁判員裁判で、千葉地裁は15日、懲役7年6か月の判決を言い渡しました。

 無職の鎌田さや香被告(39)は、2020年3月、千葉市稲毛区の自宅で長女の悠愛ちゃん(当時1)の胸や腹を果物ナイフで突き刺し、悠愛ちゃんを出血性ショックにより死亡させたとして、殺人の罪に問われています。

 裁判の争点は、鎌田被告の精神障害による責任能力の有無などで、これまでの裁判では、被告はおおむね起訴内容を認め、弁護側が執行猶予付きの判決を求めた一方、検察側は懲役10年を求刑していました。

 15日の裁判で、千葉地裁の友重雅裕裁判長は「精神障害による影響はあったものの、離婚調停をしていた被告は親権を失うなら娘を道連れにしようと、自らの意思に基づき犯行に及んでいて、善悪を判断するなどの責任能力はあった」と指摘しました。

 その上で、「動機は自己中心的で身勝手なもので、本来守るべきわずか1歳の娘の将来を奪った犯行の結果は重大だ」と非難し、懲役7年6か月の判決を言い渡しました。