【ACL】C大阪が決勝T1回戦で敗退 MF乾「ふがいない試合をやってしまった」

乾貴士(東スポWeb)

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦が15日に行われ、J1C大阪は浦項(韓国)に0―1敗れて準々決勝進出を逃した。

1次リーグJ組を首位で突破したC大阪はホームに浦項を迎えたが、前半25分にCKのこぼれ球をMFイ・スンモに決められて先制を許してしまう。その後は必死に反撃を試みたがゴールは遠く、無念の敗退となった。

小菊昭雄監督は「コンディションが良い選手を選んだ。選手たちは最後まで諦めずによく戦ってくれたが、なかなかゴールを奪えず残念な結果になった」と厳しい表情で振り返った。

今夏に復帰したMF乾貴士は「悔しさしかない。ふがいない試合をやってしまった」とガックリ。「途中から入団して、みんなが突破してくれた決勝トーナメントから出させてもらって、チームメートのためにも、クラブ、ファンのためにも勝ちたかったが、勝てなかったのが悔しい」と肩を落とした。

それでもシーズンは続くだけに切り替えるしかない。ルヴァンカップでは4強に残っていることもあり「タイトルは狙っているし、ACLはなくなったけどリーグもルヴァンカップもあるので、そこに向けてやっていきたい」と強い意気込みを見せた。

日本勢はC大阪と川崎が敗退となり、名古屋だけが10月に予定される準々決勝に進出。日本勢のアジア王座奪還は名古屋に託されることになった。

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