10月の世界体操はコロナ対策費「3億円増」 組織委は「バブル作成のため多額に」と説明

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10月に開催される「2021世界体操・新体操選手権北九州大会」の第2回組織委員会総会が15日に行われた。

今大会は体操と新体操が史上初めて同時開催。62か国、約920人が参加する体操は10月18~24日(北九州市立総合体育館)、49か国、約630人が参加する新体操は同27~31日(西日本総合展示場新館)の日程で行われる。多様性と調和などの理念も盛り込まれ、東京五輪の「レガシー」としての期待がかかる。

この日は新型コロナウイルス対策会議(13日)の結果を受けて「有観客開催」が承認。今後は引き続きコロナ感染状況をモニタリングしながら国の方針を踏まえて観客上限を決めていく。

一方、総会では修正予算も承認された。今大会は選手の移動・宿泊で「バブル方式」を徹底するため、コロナ対策費が前回の予算から3億1309万円も増加。組織委は「飛行機では選手と一般客の間を2席以上確保する特別運用となり、宿泊先でも一般人と交わらなせないための警備費用、公共交通機関を使わないことによるハイヤー利用、館内の消毒作業による清掃費など、バブル作成のために費用が多額になった」と説明した。

特にかさんだのは移送費用だった。「現在、海外から羽田経由北九州空港行き、成田経由福岡空港行きのチケットが購入できない。そのため羽田と成田の移動手段を組織委が準備する形になり、費用が増えました」(組織委)。広報活動費や競技運営費を削って、これらの費用に充てたという。