韓国のパリ五輪代表監督が決定 日本でもプレーしたレジェンド・黄善洪氏が就任

柏時代の黄善洪氏(東スポWeb)

大韓サッカー協会(KFA)が15日、2024年パリ五輪の男子代表監督に黄善洪(ファン・ソンホン=53)氏の就任を発表した。韓国メディアが一斉に報じた。

契約期間はパリ五輪本大会までだが、2022年9月に中国・杭州で開催されるアジア大会で中間評価を行い、そこで契約を継続するかどうか判断することになるという。

黄監督は現役時代に02年日韓W杯などで代表のエースストライカーとして活躍。日本のJリーグでもプレーし、C大阪や柏でも得点を量産して日本のファンにもおなじみの存在だ。

引退後は指導者に転身し、韓国Kリーグの釜山、浦項、FCソウル、中国の延辺富徳などを指揮。満を持してパリ五輪代表監督の大役に指名された。

黄監督が就任した韓国U―23代表は、フィリピン、東ティモール、シンガポールと同組になった10月のU―23アジアカップ予選に臨む。

韓国サッカー界のレジェンドがどのような采配を見せるのか注目が集まりそうだ。

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