中日・与田監督 逆転3ラン被弾の福に「次は抑えてくれるでしょう」

与田剛監督(東スポWeb)

中日は15日の広島戦(バンテリン)で3ー5と逆転負けを喫し、連勝が5で止まった。打線は2回に堂上の5号2ランで2点先制し、4回は高橋周の犠飛で1点を追加。しかし、2点リードの7回に3番手・福が痛恨の3ランを正随から被弾した。

以下は与田剛監督(55)の主な一問一答。

――先発・笠原は2年ぶりの一軍登板で5回4安打1失点

与田監督 球数はいきましたけど、よく投げたと思う。四球が6つか。少し力みがあったのかな。その中でよく1失点で投げたと思う。いいところはたくさんあった。

――堂上が2ラン

与田監督 見事なホームランでしたね。ああいう流れの中で今日は何とか勝たせたかった。

――正随に福が逆転3ランを被弾

与田監督 次は何とか抑えてくれるでしょう。打たれることもある。それだけですね。

――7回は野間、小園と左が続いて正随のところは右だったが、あそこも福に投げ切ってほしかった

与田監督 それしかないでしょ。起用しているということは抑えてくれると思って任せているわけだから。打たれれば、そういう話になるんでしょうけど、そこは選手を信じて使っているので次は抑えてくれるでしょう。

――3ランを被弾した正随への初球の入り方は

与田監督 配球に関してはバッテリー、本人たちに聞いてもらわないと。打たれたことはもちろん、反省ですよ。抑えても反省することはあるし。それを一つ一つ打たれたから、それが間違いだったという判断は皆さんがすればいいことなので。われわれは選手を信じて使っている。それは変わらない。パーフェクトなんかありえない。

――今季の対広島の3年連続で負け越しが決まった

与田監督 その数字を受け入れていくしかない。それだけです。

――17日からの16試合のうち14試合も優勝争いしているチーム(阪神、ヤクルト、巨人)との戦いになる

与田監督 戦い方というのはこれまでと同じように対戦成績、対戦チームのデータをしっかり見ながら一戦一戦、戦っていくだけなので。あとは選手の体調が一番ポイントになるのでは。

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