【秋場所】霧馬山が〝台風の目〟になる!? 体重差66キロの逸ノ城破って無傷の4連勝

大相撲秋場所4日目(15日、東京・両国国技館)、幕内霧馬山(25=陸奥)が小結逸ノ城(湊)を寄り切って無傷の4連勝。体重差66キロの一番を制し「まわし取って、頭着けて、落ち着いていた」と振り返った。

体重140キロの霧馬山に対し、逸ノ城は206キロ。体格の違いは一目瞭然だったが、力負けしなかった。

土俵下の錦戸審判長(元関脇水戸泉)は「あのような勝ち方ができるんですね。終始攻めていた」と評価。さらに、ここまで三役力士を破るなど「力をつけている。〝台風の目〟になるんじゃないか」と期待を寄せた。

5日目に新横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)と対戦する霧馬山は「自分の相撲を取っていきたいですね」と気を引き締めた。

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