アルピーヌF1のクビアトが2022年用18インチタイヤのテスト。ウエットでデータを収集

 F1タイヤサプライヤーのピレリF1が、9月15日、フランスのマニ・クールで2022年用18インチタイヤ開発テストを開始した。テストは2日間の予定で、今回はアルピーヌが走行を行っている。

 ピレリは、来年導入される新タイヤ開発のため、今年10回のテストをチームの協力のもとで行うことを決めた。今週のテストは10回目にあたり、テスト用に改造したマシンを使い、アルピーヌのリザーブドライバーであるダニール・クビアトが周回を重ねた。今回はウエットタイヤのテストで、インターミディエイトおよびフルウエットでデータ収集が行われる。

ダニール・クビアト(アルピーヌ)が18インチF1タイヤのテスト(マニ・クール)

 初日は雨が降り、人工的にウエットコンディションを作り出す必要はなかったという。クビアトはインターミディエイトで25周、フルウエットで66周、合計91周を走行した。

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