Rソックスが延長戦を制す マリナーズ3連戦に勝ち越し

【レッドソックス9-4マリナーズ】(延長10回タイブレーク)@T-モバイル・パーク

レッドソックスは3対3の同点で迎えた10回表に3本のタイムリーなどで一挙6点を勝ち越し。10回裏のマリナーズの反撃を1点のみに抑え、9対4で勝利した。この結果、ワイルドカードを争うチーム同士の3連戦は、レッドソックスが2勝1敗で勝ち越し。マリナーズは残り16試合でワイルドカード圏内とのゲーム差が4に広がり、20年ぶりのポストシーズン進出は厳しい状況となりつつある。

初回にハンター・レンフローの28号ソロで先制したレッドソックスは、2回表にホゼ・イグレシアスのタイムリー二塁打などで2点を追加し、3点をリード。3回裏にカイル・シーガーの2点タイムリー二塁打などで3点を奪われ、同点に追いつかれたが、先発のタナー・ハウクが5回途中4安打3失点で降板したあと、4人のリリーバーが合計4回2/3を2安打無失点に抑え、マリナーズに勝ち越しを許さなかった。

10回表は相手捕手のパスボールで勝ち越しに成功すると、J・D・マルティネスとカイル・シュワーバーの連続タイムリー、さらにクリスチャン・バスケスのタイムリー二塁打で一挙6得点のビッグイニングに。その裏、一死3塁からJ・P・クロフォードの内野ゴロの間に1点を返されたが、9対4で3連戦の最終戦を制した。レッドソックス5番手アダム・オッタビーノが今季7勝目(3敗)をマークし、マリナーズ5番手エリック・スワンソンが今季3敗目(0勝)。なお、レッドソックスの澤村拓一は登板機会がなかった。

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