ロベルト・クレメンテ・デーにパイレーツがサヨナラ勝ち

【レッズ4-5xパイレーツ】@PNCパーク

日本時間9月16日、メジャーリーグでは「ロベルト・クレメンテ・デー」が開催された。クレメンテが現役時代に在籍したパイレーツは全選手・監督・コーチが背番号21のユニフォームを着用してプレー。偉大なOBの功績をたたえる記念すべき一戦で、パイレーツは劇的なサヨナラ勝ちを収め、2連勝となった。一方、敗れたレッズは地区最下位のパイレーツを相手に痛恨の連敗を喫し、これで4連敗。熾烈なワイルドカード争いが続くなかで苦しい状況となっている。

初回にマイク・ムスターカスのタイムリーなどで2点を先制されたパイレーツだったが、3回裏に筒香嘉智のタイムリー二塁打などで3点を奪い、逆転に成功。4回裏には筒香が2打席連続となるタイムリーを放った。その後、カイル・ファーマーの14号ソロなどで4対4の同点に追いつかれたものの、9回裏一死から1・2塁のチャンスを作り、コリン・モランのファーストゴロの間に二塁走者ウィルマー・ディフォーが一気に生還。好走塁でチームを劇的なサヨナラ勝ちに導いた。

パイレーツの筒香は「2番・ライト」でスタメン出場し、四球、レフトへのタイムリー二塁打、センターへのタイムリー、サードへのファウルフライで3打数2安打2打点1四球の活躍(7回表開始時に途中交代)。今季の打率は.216、OPSは.718となった。レッズの秋山翔吾は「8番・センター」でスタメン出場し、ライトライナー、セカンドゴロ、ライトへのヒット、空振り三振で4打数1安打。連続打数無安打が18でストップし、今季の打率は.200、OPSは.523となった。

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