「世界で最も影響力のある100人」選出はヘンリー王子にとって最高の誕生日プレゼント

タイム誌に選ばれたヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)

米有力誌「タイム」による2021年版「世界で最も影響力のある100人」が15日に発表され、日本人では大リーグの大谷翔平選手やテニスの大坂なおみ選手らが選出され話題になっているが、米国ではやはりあの人たちが100人リストに名を連ねた。

〝あの人たち〟とはヘンリー王子&メーガン妃だ。おまけに2人は17日発売の同特集号の表紙を飾り、カバーストーリーにもなっている。

同誌はヘンリー王子夫妻について、世界各地の被災地に食糧支援する非営利団体「ワールド・セントラル・キッチン」代表ホセ・アンドレ氏が2人を称賛する寄稿文を掲載した。

アンドレ氏は夫妻が「リスクを冒しながらも助けが必要なコミュニティに手を差し伸べている」とし、「米国では黒人女性や少女たちにメンタルヘルス支援を行い、インドやカリブ海諸島で自然災害で被災した人々には食料支援している」とたたえた。

同氏はまた、今年3月のオプラ・ウィンフリーとの独占インタビューにも触れ、2人が直面したメンタルヘルス問題をオープンかつ率直に打ち明けたことは世界中から称賛されたと付け加えた。

米芸能誌「ピープル」は、「世界で最も影響力のある100人」に選出されたことは、発表当日の15日に37歳の誕生日を迎えたヘンリー王子にとって「非常に力強いバースデープレゼントになっただろう」と伝えた。

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