山歩き旬のキノコ探そう 仙台の旅行会社、日帰りツアーに活路

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5月に加美町で実施したワラビ採りツアーの様子

 新型コロナウイルス禍で国内外のツアー旅行が打撃を受ける中、旅行会社たびのレシピ(仙台市太白区)は、仙台発着の日帰りバスツアーに力を入れている。10月17日には宮城県加美町へのトレッキングツアーを企画。地域の魅力の再発見につながる商品開発に取り組む。
 今回のツアーは「山探検と野外 旬の天然きのこフェス」。同町漆沢の山林を地元の「山の達人」高嶋胞喜(えなき)さんの案内で約2時間半かけて歩き、キノコの自生スポットや木材運搬用のトロッコ廃線跡、渓流などを巡る。料理研究家阿部加奈子さん(仙台市)によるミニ料理教室もあり、地元産のキノコを使ったスパゲティなどを味わえる。
 同社はコロナ禍で国内外向けの旅行商品の売り上げが激減。人気が高まるトレッキングなど近場でのアウトドア志向のツアーに軸足を移した。特にコテージなどの運営で提携する加美町との関係を深め、5、6月のワラビ採りや街歩きツアーも好評を博した。
 佐藤秀彦社長は「感染防止に十分配慮して地域ならではのツアーを展開しながら、コロナ収束後も見据えて宮城の良さを発信していきたい」とPRする。
 仙台発着(定員30人、1人9500円)と現地集合(20人、3000円)で13日に受け付けを始めた。連絡先はたびのレシピ022(393)7458。