東洋学園大学、アジアを取り巻く課題がテーマの特別講座を一般にもオンライン公開

東洋学園大学は、2021年9月17日より、一般財団法人ユーラシア財団from Asiaの助成による特別講座「我々は『ステークホルダー』-アジア共同体の新しい視角」をオンラインで開講する。2022年1月7日まで全14回の講義で、毎回多彩な分野の専門家を講師として招聘。学生が履修する授業科目を一般に公開し、事前申し込みすれば誰でも無料で受講できる。

特別講座は、毎年、アジアを取り巻く課題をテーマに開講しており今回で7年目を迎える。2021年度のテーマは「我々は『ステークホルダー』--アジア共同体の新しい視角」。21世紀に入り、アジアを含めた全世界が構造的な変化を遂げ、新型コロナウイルスのパンデミックやテクノロジーの発展、政治・経済の変化は我々の世界を見る視点をも大きく変えた。世界とアジアの新動向を見極め、新しい可能性を見出す方法について、北京大学外籍専家、北東アジア動態研究会主宰、(公財)日中友好会館中国代表理事、ZTE(中興通訊)副総裁など、国内外の研究者や専門家が講師として解説する。

オンライン特別講座は2021/9/17~2022/1/7の毎週金曜日、13:00~14:30に開催する(10/15、12/24、12/31は休講)。受講希望者は、WEBページから事前申し込みを行う。

講義予定は以下の通り。※2021年9月1日時点の予定で、日程・講師・講義テーマは変更の可能性がある

日程:9/17(金)

講義テーマ:日中関係2000年の「腐れ縁」

講師:東洋学園大学教授 朱建榮

日程:9/24(金)

講義テーマ: コロナ禍での中国社会の日常

講師:北京大学外籍専家 馬場公彦

日程:10/1(金)

講義テーマ: 米中対立の時代を生きる-中国・アジアと向き合う未来へ

講師:北東アジア動態研究会主宰 木村知義

日程:10/8(金)

講義テーマ:元中国大使が見た東洋と西洋-日中関係への示唆

講師:(公財)日中友好会館 中国代表理事 黄星原

日程:10/22(金)

講義テーマ:5Gの世界と世界の5G

講師:ZTE副総裁 張林峰

日程:10/29(金)

講義テーマ:地政学的思考を超える日中協力について~東南アジア・中東を事例に

講師:明治学院大学教授 孫占坤

日程:11/5(金)

講義テーマ:民族視点からの中国論-漢民族とは何か、少数民族問題とは何か

講師:慶応義塾大学教授 大西広

日程:11/12(金)

講義テーマ:沖縄から見た日中関係

講師:沖縄大学地域研究所特別研究員 泉川友樹

日程:11/19(金)

講義テーマ:ポスト文在寅政権と南北・日韓関係の行方

講師:恵泉女学園大学教授 李泳采

日程:11/26(金)

講義テーマ:日中の共同知-教養としての漢詩

講師:札幌大学教授 張偉雄

日程:12/3(金)

講義テーマ: 米軍の新戦略とアジア

講師:東アジア共同体研究所上席研究員 須川清司

日程:12/10(金)

講義テーマ: 中米デカップリングの中での中日経済

講師: 日本企業(中国)研究院院長 陳言

日程:12/17(金)

講義テーマ: ユーラシアの新しいシルクロード 中欧班列と日中韓物流

講師:(公財)日本海事センター客員研究員 福山秀夫

日程:1/7(金)

講義テーマ: これからの世界経済の動向とアジアの役割

講師: 桜美林大学顧問・元国連大使 谷口誠

参考:【東洋学園大学】一般財団法人ユーラシア財団 from Asia 助成 特別講座「我々は『ステークホルダー』-アジア共同体の新しい視角」2021年9月17日(金)よりオンライン講座として開講(PDF)

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