母豚と農場に暮らす動物たちの世界を捉えたドキュメンタリー 「GUNDA/グンダ」12月公開

俳優のホアキン・フェニックスがエグゼクティブ・プロデューサーを担当する、ヴィクトル・コサコフスキー監督によるドキュメンタリー映画「GUNDA/グンダ」が、12月10日より劇場公開されることが決まった。

「GUNDA/グンダ」は、母豚のグンダと農場に暮らす動物たちの世界を捉えたドキュメンタリー映画。生まれたばかりの子豚たちが必死に立ち上がって乳を求める姿、一本脚で力強く地面を踏み締めるニワトリの姿、大地を駆け抜ける牛の群れの姿などが、モノクロームの映像で収められている。また、迫力の立体音響で切り取られた動物の世界では、ナレーションや音楽は一切使われておらず、そこで暮らす生き物たちの息づかいなどによって、普段は誰も気に留めないような場所が、まるで“小さな宇宙”に変わる映像体験を得られるという。

本作は、第93回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞ショートリストに選出され、第70回ベルリン国際映画祭ではエンカウンターズ部門に正式出品された。新しいネイチャー・ドキュメンタリーである本作にほれ込み、エグゼクティブ・プロデューサーに名乗りをあげたのは、「ジョーカー」などのホアキン・フェニックス。監督は、これまでに国内外の映画賞で100以上の賞を受賞してきたヴィクトル・コサコフスキー監督が務めた。

【作品情報】
GUNDA/グンダ
2021年12月10日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
配給:ビターズ・エンド
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