承徳の世界遺産、普楽寺を訪ねて 河北省

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承徳の世界遺産、普楽寺を訪ねて 河北省

 側面から見た普楽寺の壇城。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

 【新華社承徳9月16日】中国河北省承徳市の普楽寺は、円亭子とも呼ばれ、清朝の離宮「避暑山荘」の北東に位置する。避暑山荘を囲むように配置された寺院群「外八廟(がいはちびょう)」の一つで、清の乾隆帝が西北少数民族の王公貴族たちの礼拝の場として乾隆31(1766)年に建てた。その建設には、少数民族の「従来の宗教信仰を認め、風俗習慣を改めない(因其教、不易其俗)」ことで北辺を安定させるという統治思想が反映されている。乾隆帝が自ら命名した寺名には「普天同楽(天下の人々が共に楽しむ)」の意味が込められている。

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 普楽寺の宗印殿。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

 敷地面積は2万4千平方メートル。建物は西向きで、中心軸が避暑山荘に向くよう建てられている。前後二つの部分からなり、西側の前部は漢族の「七堂伽藍(しちどうがらん)」様式、東側の後部はチベット仏教の壇城(マンダラ)様式を用いている。壇城は三層に分かれ、上部の主要建築の旭光閣は、北京天壇の祈年殿のような重檐円頂構造になっている。内部には密教の上楽王仏双身銅像が祭られ、藻井(そうせい、天井装飾)は外八廟屈指の見事さで知られる。

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 普楽寺の鐘楼。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

 普楽寺は1961年3月、中国の第1次全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財に相当)に指定され、1994年12月には「承徳避暑山荘と外八廟」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。

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 普楽寺の天王殿。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

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 普楽寺に残る乾隆帝御筆の「普楽寺碑記」。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

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 普楽寺の前山門(裏側)。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

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 普楽寺の前山門。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

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 普楽寺の一角。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

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 普楽寺の鼓楼と禅定樹。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

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 普楽寺の壇城から望む磬錘峰(けいすいほう)と後山門。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

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 普楽寺の壇城に立つラマ塔。遠くの山並みに磬錘峰も見える。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

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 普楽寺の壇城に立つラマ塔。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

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 普楽寺の壇城に立つラマ塔。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

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 安遠廟から見た普楽寺。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)

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 普楽寺の禅定樹。(6月22日撮影、承徳=新華社配信/畢建鴿)