中国人旅客がマカオのホテル客室から金庫を持ち出し破壊「パスワード忘れて開けられず中の現金取り出すためにやった」

© 大航海時代新聞出版社有限公司

マカオ治安警察局が窃盗容疑で逮捕した中国本土旅客の女4人(写真:マカオ治安警察局)

 マカオ治安警察局は9月16日、コタイ地区にあるホテルのマネージャーから「客室内に設置していた金庫がなくなった」との通報を受けて捜査を進めて窃盗事件について、当該客室に宿泊していた中国本土出身の女ら7人を逮捕したと発表。

 同局によれば、ホテル側から10日午後1時頃に通報があり、ホテルに警察官を派遣して事情を聞いた後、当該客室に赴き、客室内にいた中国本土出身の女4人(いずれも旅客)の身柄を拘束したとのこと。4人は警察の調べに対し、滞在していた客室は別の中国本土出身の女がチェックインしたが、その女は急用が出来たため先にマカオを離れることになったため譲り受けたとした上、滞在中に金庫の中に11万香港ドル(日本円換算:約155万円)の現金を保管していたものの、パスワード忘れてしまい開けなくなり、ホテル側にヘルプを求めたところ、チェックインをした人物ではないことを理由に断られたため、仕方なくカジノで知り合った人物に連絡を取り、その人物を含む4人の協力を得て外部へ持ち出し、電動ノコギリを使って金庫を破壊して中にある現金を取り出すことができ、協力者に2000香港ドル(約2.8万円)の謝礼を支払ったなどと供述したという。

金庫の破壊に使われた工具(写真:マカオ治安警察局)

 その後、警察が協力者の自称運搬・修理工のマカオ人の男1人に出頭を命じ、男は相手方の求めに応じて金庫を破壊したことは認めたが、来歴については深く追求しておらず、金庫はすでに廃棄したと説明したとのこと。

 警察は上述の3人を窃盗罪で検察院送致するとともに、目下、残る協力者3人の行方を追っているとした。