Bミュンヘンに惨敗のバルセロナに“追い打ち” 主力のペドリら2人が離脱で「崩壊寸前」

左大腿四頭筋を負傷したペドリ(ロイター)

スペイン1部バルセロナがさらなる窮地に追い込まれている。欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ初戦(14日=日本時間15日)で強豪バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に0―3と完敗した試合でMFペドリ(18)と、DFジョルディ・アルバ(32)が負傷していた。

バルセロナの公式発表によると、ペドリは「左大腿四頭筋を負傷した。選手は今後メンバーに入ることは不可能で、復帰は回復次第になる」とし、ジョルディ・アルバについては「水曜午前(15日)に行われた検査の結果、右ハムストリングを負傷したことがわかった」と説明した。

Bミュンヘンにまさかの惨敗を喫したバルセロナでは、ロナルド・クーマン監督の解任説も浮上するなど、大きなショックが広がる中、新10番のアンス・ファティ、新加入のアルゼンチン代表FWセルヒオ・ラモス、フランス代表FWウスマヌ・デンベレが負傷中とあって、現主力となる2人の離脱で今後の戦いに大きな影響を及ぼしかねない。

バルセロナは総額1400億円超の負債を抱えており、不動のエースだったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)もフリーでフランス1部パリ・サンジェルマンに移籍するなど、シーズン前からサッカー界をにぎわせているが、いよいよ崖っぷち。崩壊寸前といえそうだ。

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