【FMW―E】全米殴り込みが決まった大仁田がAEWに対抗心あらわ「これがメイド・イン・ジャパンの本当の電流爆破じゃ!」

大仁田が爆破戦を行うトレントン・サンダー球場

〝邪道〟大仁田厚(63)は、10月31日(日本時間11月1日)に米ニュージャージーのトレントン・サンダー球場でマット・トレモントと電流爆破戦を行うと発表した。

同球場は昨年までヤンキース傘下2Aだったトレントン・サンダーが本拠地として使用。試合形式は2面がノーロープ有刺鉄線電流爆破で2面が地雷爆破、電流爆破バット2本と爆破イス2脚が用意された「ダブルヘル」で行われ、試合の模様はIWTVでPPV生中継される。今大会は大仁田率いる「FMW―E」が米ハードコア団体「H2O」と全面協力して開催するものでタイトルは「DESTINY(運命)」と冠された。

米国では今年3月にAEWが「ケニー・オメガVSジョン・モクスリー」を有刺鉄線電流爆破デスマッチで実施。これを受けて大仁田のSNSに海外のファンから「オーニタのホンモノの電流爆破が見たい」とのメッセージが殺到する事態になっていた。

その要望に応える形で、大仁田が「FMW―E」を7月に旗揚げし試合をネット配信したところ、視聴者の6割が北米のファンで、今度は「ライブでオーニタの電流爆破を見たい」とのリクエストが多数寄せられていたという。

そこで、大仁田側がH2Oと交渉し米国での試合が実現。電流爆破の技術者も米国に帯同させることも決定済みで、〝本家本元〟の電流爆破が初めて米国に輸出されることになる。

大仁田は「AEWのとき、俺は応援メッセージは送ったが、AEWが独自に電流爆破の用意をして、俺はまったくかかわっていないんだ。だけど、結果的にしょぼい爆破でファンがガッカリしたことに、俺も残念で責任を感じてしまっていた。でも、AEWのしょっぱい爆破のおかげで、全米のファンが俺を再評価してくれた。こうなったら、今度こそはオリジナルの電流爆破で全米のプロレスファンを驚かせてやるよ。『AEWよ、これがメイド・イン・ジャパンの本当の電流爆破じゃ!』ってものを見せてやるよ」と意気込んだ。全米が爆破に驚がくすることになりそうだ。

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