“粘土道20年”片桐仁が最大規模の展覧会開催「モノづくりの楽しさを知るキッカケになればいい」

片桐仁

お笑いタレントで俳優の片桐仁が行ってきた創作活動20周年を記念し、過去最大規模の展覧会「粘土道20周年記念片桐仁創作大百科展」(11月20日から、東京ドームシティ Gallery AaMoで)を開催することが17日、発表された。

1999年、雑誌「ヤングマガジンアッパーズ」の連載をきっかけに、文房具や日用品、電化製品など“あらゆるものに粘土を盛る”をコンセプトに、20年以上にわたり粘土作品を作り続けてきた。2015年から開催している、不条理アート粘土作品展「ギリ展」では累計約8万人を動員し、19年には自身初の海外での個展「技力展台湾(ぎりてんたいわん)」を実現した。

片桐の作る作品はオリジナリティーにあふれ、発想力や細部までこだわったクオリティーの高さが評判。映画・舞台・ドラマで使用する小道具の製作や、企業とのコラボ作品・デザイン提供など、粘土作品に限らず様々な創作活動も行ってきた。

今回は、粘土道としてこれまでに発表された粘土作品をはじめ、初公開となる学生時代に描いた絵画など、20年以上にわたる創作活動の全てを網羅。さらに、片桐のユーチューブチャンネル「ギリちゃんねる」で作った作品、動画内にたびたび登場する片桐家リビング再現コーナーなどが新たに追加展示される。また、クラウドファンディングによる本展のランドマークとなる「片桐仁的公園(仮)」を制作する。

片桐は「僕がこの22年間で制作した、粘土作品やイラスト、企業や番組とのコラボ作品、また家族とユーチューブで作った作品など、ほぼ全てを網羅する僕の回顧展になっています。さらに会場で作れるワークショップもあるので、モノづくりの楽しさを知るキッカケにもなればいいなと思います。大人から子供まで楽しめる展覧会になっていると思うので、皆さま、ぜひいらしてください!」とコメントしている。

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