座ると自然に足が開いちゃう…を解消!朝でも簡単「股関節」周辺のストレッチ

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

仕事机に向かって座っているときや、電車の中で座っているとき。ふと気がつくと、足がパカッと開いてしまっていることってありませんか? ひとりのときならまだしも、人目につくところでは、「恥ずかしいっ!」なんて思いをすることもあるかもしれませんね。

実はこの“足パカッ”は、股関節を動かすために働くその周辺の筋肉が硬くなっていることも原因のひとつ。

そこで今回は、床に座って次のようなストレッチをしていきたいと思います。

凝り固まっている股関節周辺をほぐそう!

人体でもっとも大きな関節・股関節は、胴体と足をつなぐだけではなく、毎日の活動や運動にも関係しています。

そのため、股関節を動かす周辺の筋肉には疲労が蓄積。結果、凝り固まってしまうのです。

そんなお疲れ気味の股関節周辺の筋肉は、ひざを内側に倒すストレッチをしてほぐしてあげましょう。

ひざを内側に倒すストレッチ

(1)まずは、ひざを立てて座り、足幅を広げます。
手は体のうしろにつき、右ひざを内側に倒して60~90秒キープ。

※左ひざが外に開かないように、正面に向けておく
※腰が反りすぎないように気をつける

(2)反対側も同様にストレッチをします。

※左右どちらも、ひざは無理なく倒せるところまででOK

(3)余裕がある方は、足を腰幅に開いてひざ立ちになり、両かかとの間に腰を下ろして座ります。
そこから、手を体のうしろにつき、上体を軽く倒したところで60~90秒キープ。

※左右の座骨に、均等に体重を乗せる
※体勢がツライ場合は、かかとの位置をお尻から少し離してもよい

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股関節には、いつも何かしらの負担がかかり続けています。適度なストレッチで“足パカッ”の対策をすることに加えて、ほぐれる気持ちよさもぜひ体感してもらいたいところ。

特に、今回のようなゆるっと優しいストレッチは、起床後の体にとっても心地いい刺激になるので“朝時間”にもオススメです。

それでは、今日もよい一日を。

☆この連載は<毎週金曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!

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