高校生の就活解禁 求人数、コロナ前の8割に 分散登校の影響懸念

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 2022年に卒業を予定する高校生の就職活動で、企業による面接などの採用選考が16日始まった。景気の先行き不安から進学を希望する生徒が増えており、求人倍率は21年卒と比べて改善したが、求人数自体の回復は鈍く、新型コロナウイルス感染拡大前の8割にとどまっている。分散登校の影響による準備不足を懸念する声もあり、高校は面接指導などを急いでいる。

 群馬労働局によると、7月末時点の高校生の求人倍率は前年同期比0.17ポイント上昇の2.60倍で2年ぶりに改善した。民間企業に就職を希望する高校生が3.2%減の2683人と、比較可能な1995年度以降で最少となったことが影響した。(丸山卓郎)