前線と台風停滞で長期化 線状降水帯は発生せず

 本県平野部を中心に続く大雨について、宮崎地方気象台は16日、県央部付近の上空を東西に貫く前線と台風14号の気圧配置が変わらないため、大雨が長期化しているとの見解を示した。前線に影響を与える上空の西風が弱かったことも、気圧配置が変わらない要因となった。近年の豪雨災害の一因とされる線状降水帯は発生していないという。

© 株式会社宮崎日日新聞社