藤井聡太3冠は超多忙スケジュール

藤井聡太3冠

史上最年少19歳1か月で3冠(叡王、王位、棋聖)同時保持者となった将棋の藤井聡太3冠は、快挙達成後も忙しい日程が待っている。

13日に豊島将之前叡王(竜王)を破り新叡王となり、新記録を達成した藤井3冠。17日には棋王戦の挑戦者決定トーナメントで斎藤慎太郎八段と対局。18日にはABEMAトーナメント決勝が控えている。16日に予定されていた名人戦の順位戦・B級1組の木村一基九段戦は20日に延期された。さらに25日にはJT杯将棋日本シリーズで千田翔太七段戦があり、10月8日には4冠がかかる豊島竜王との竜王戦七番勝負が始まる。現在、今年度の対局数ランキングで1位(31=15日時点)となっている。3人による団体戦のABEMAトーナメントでは、「チーム藤井」(伊藤匠四段、高見泰地七段)を率いて木村九段らの「チーム木村」と対戦。A級昇格のために負けられない順位戦も含めて、48歳の「中年の星」木村九段と大きな勝負が続く。

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