韓国無印良品ホームページの地図表記を巡って韓国メディアが批判

東京五輪での竹島表記問題が再燃

東京五輪ホームページ(HP)における竹島(韓国名・独島)の表記を巡って韓国側が削除を求めて猛反発していたが、今回は同国メディアが同地域を巡る新たな地図上の問題点を指摘している。

韓国メディア「アイニュース24」は、「日本などで無印良品を運営する良品計画と韓国ロッテの合弁会社で運営されている韓国の無印良品HPで各店舗が検索できる地図において、東海を日本海、独島がリアンクール岩礁と表記されている」と報じた。リアンクール岩礁とは1849年にフランスの捕鯨船・リアンクール号が竹島を発見したことに由来され、日韓両国の立場を考慮して中立的な立場の名称として使用されている。

同メディアは、2019年に日本製品不買運動の打撃を受けて大きく売り上げを落としていた経緯があることを忘れたかのような事態だと批判的に伝えている。韓国内ではある程度予想できるにもかかわらず、このようなことが起きてしまったことについて会社側は「HPで使用する地図はグーグルが提供するものを使っている」と説明。意図的ではないとした。

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