午後3時のドル109円後半、3連休中のチャイナリスク関連報道を警戒

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[東京 17日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 109.87/89 1.1768/72 129.31/35

午前9時現在 109.68/70 1.1763/67 129.05/09

NY午後5時 109.70/73 1.1764/68 129.13/17

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の109円後半で推移している。三連休を控えた国内勢によるドルの手当て買いや、アジア株の持ち直しを受けたリスクオンムードの中、ドルは109円後半で底堅かった。三連休中には「チャイナリスク」関連の報道が警戒されている。

ドルは朝方の安値109.67円付近から、仲値にかけて買い進まれ、仲値後に高値109.92円まで上昇した。

実需の買いに加え、米長期金利の反発もドル買いを支援した。

日本時間の前日未明に1.28%台後半まで低下していた米10年国債利回りは、現在1.33%後半まで持ち直し、ドル/円のサポート要因となっている。

同利回りは低下しては持ち直すパターンを繰り返しており、この背景には、先のジャクソンホール会議で年内のテーパリング(量的緩和の縮小)開始を示唆したパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言があるとみられる。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は10日、FRB当局者が11月のテーパリング開始に向け、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での合意を目指していると報じた。

WSJによると、今月21─22日に開催されるFOMCではテーパリングに着手する公算は小さいものの、パウエルFRB議長は同会合で、11月にテーパリングを開始するというシグナルを発する可能性がある。

「早期のテーパリングはないとの見通しを維持している参加者はまだ多いが、次回のFOMCではテーパリングの年内開始に向け、市場との何らかのコミュニケーションがありそうだ」(外国銀)との声が聞かれる。

ユーロ/ドルは1.17ドル後半と約3週間ぶりの安値圏で推移した。

市場では、特段ユーロ発の材料が出ているわけではないものの、中国恒大地産集団の債務問題を巡る懸念でリスクオフ姿勢が強まり「ユーロなどの欧州通貨やオセアニア通貨が売られやすい地合いとなっている」(FX会社関係者)との声が聞かれた。

20日は東京市場が休場となり参加者が細る中、三連休中に「チャイナリスク」に関わる報道が伝われば、再び市場が全体的にリスクオフムードに傾きやすいとみられる。