南野が故障禍のリバプールで救世主に指名 次戦はプレミア初ゴールの相手

南野拓実

イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実(26)が、故障禍に悩まされるチームで〝救世主〟に指名された。

南野は8月末の日本代表の活動期間中に左太ももを負傷。その後リハビリに努め、15日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグのACミラン(イタリア)戦でベンチ入りして実戦復帰が間近となっている。

そうした中、英紙「リバプールエコー」は「ユルゲン・クロップ監督が南野をMF陣の起爆剤としてサプライズ候補とみなしている」と報道。リバプールでは現在、攻撃陣に負傷者が相次いで野戦病院化しており、今季いまだ出場機会のない南野にようやく出番がまわってくると指摘した。

次戦の18日に対戦するクリスタルパレスは、南野にとって相性のいい相手でもある。昨年12月にプレミアリーグ初ゴールを決めており、同メディアは「タキの時間だ。耐えてきた南野が、彼の最初の得点を記録したパレスを相手にする」と注目。スタメン予想でも南野の名を入れており、大きな期待が高まっている。

ようやく巡ってきたチャンスを南野はものにできるか。

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