現代を代表するヴァイオリン界の逸材、諏訪内晶子が、バッハ：無伴奏ソナタ＆パルティータの全曲録音を完成させ、11月24日に発売されることが決定。初回限定盤SACDハイブリッドと通常盤UHQCDの2形態で発売となる。
1990年に史上最年少でチャイコフスキー国際コンクールに優勝。その後1990年代から約30年間にわたりストラディヴァリウスを演奏して世界の聴衆を魅了し、数々の名盤を残してきた諏訪内晶子が、昨年、縁あってグァルネリ・デル・ジェズの名器「チャールズ・リード」と出会う。
世界がコロナと闘う中、静かにこの楽器と向き合い続け、CDデビュー25周年を迎えた今年、6月&7月、オランダにてバッハ無伴奏の全曲録音を完成させた。
初回限定盤のブックレットには、以前より諏訪内と親交のあった阿川佐和子による「新たな恋の始まり」を掲載。阿川に諏訪内が語った楽器「チャールズ・リード」の魅力が軽妙な語り口で綴られた魅力あふれるライナーとなっている。
「“ドルフィン”に比べて、 “リチャード・リード”はサイズが少し小ぶりで、幾分ざらっとした人間味のある深みのある音が特徴」と諏訪内は語る。
そんな音色の違いも余すところなく味わえるよう、初回限定盤はSACDハイブリッド仕様、通常盤は高音質UHQCDでの発売。初回限定盤には通常盤と絵柄の異なるスリーブケース特典付。
また、来月からは来日ツアーの開催も決定。10月15日の下関を皮切りに全国7会場でバッハ無伴奏作品のリサイタルが行われる。このツアーに合わせカタログ7タイトルも高音質UHQCDで発売されるという。
■リリース情報
『J.S.バッハ：無伴奏ヴァイオリン・ソナタ＆パルティータ（全曲）』
2021年11月24日（水）発売
初回限定盤：SACDハイブリッド UCGD-9086/7 ¥5,800 (税込)
通常盤：UHQCD UCCD-45005/6 ￥4,400（税込）
予約はこちら→classic.lnk.to/suwanai_bachPR
▼購入者特典
Amazonオリジナル特典：メガジャケ
タワーレコード オリジナル特典：A5クリアファイル
山野楽器オリジナル特典：A5クリアファイル
UNIVERSAL MUSIC STOREオリジナル特典：直筆サイン色紙
＜銘盤カタログUHQCD＞
2021年10月13日（水）発売 UCCD-45007～13 ￥1980（税込）
◇『デビュー (ブルッフ：ヴァイオリン協奏曲 第1番、他)』
◇『メロディ』
◇『スラヴォニック』
◇『シベリウス&ウォルトン：ヴァイオリン協奏曲』
◇『詩曲(ポエム) 』
◇『エモーション』
◇『フランク＆R.シュトラウス：ヴァイオリン・ソナタ 他』
ブラームス：ヴァイオリン協奏曲
10/13 愛知県芸術劇場コンサートホール
尾高忠明 指揮
名古屋フィルハーモニー交響楽団
J.S.バッハ：無伴奏ヴァイオリン・ソナタ＆パルティータ関連リサイタル
10/15 下関市民会館
10/16 フィリアホール
10/17 千葉県文化会館
10/19 所沢ミューズ
10/20 大分 iichiko グランシアタ
10/21 大阪 住友生命いずみホール
10/23 愛媛 西条市総合文化会館
