北九州市漫画ミュージアムで「一条ゆかり展」開催 原画約260点が一堂に集結

『有閑倶楽部』イメージアルバムLPジャケット(1984年、日本コロムビア発売) ©一条ゆかり/集英社

9月18日(土)から11月21日(日)まで、北九州市漫画ミュージアム5階企画展示室で「一条ゆかり展」が開催されます。

ドラマチックなストーリーと華やかな画風で人気を獲得し続ける少女漫画のクイーン・一条ゆかり。その美しく迫力あふれる原画約260点が一堂に集まるこの展覧会は、初期の代表作『デザイナー』『砂の城』から大ヒットアクションコメディ『有閑倶楽部』、実写化でも注目を集めた『プライド』まで、トップを走り続ける少女漫画家・一条ゆかりの約50年にわたる画業を味わい尽くせる展覧会です。

会期中にはカラー原稿の展示替えが行われ、前期(9月18日~ 10月18日)と後期(10月20日~ 11月21日)の日程で開催されます。

※画業50周年を記念して2018年に「弥生美術館」(東京都)、2019年に「文化フォーラム春日井」(愛知県)で開催された原画展を基に、一部内容を変更して開催されるものです

一条ゆかり プロフィール

1949年9月19日岡山県生まれ。高校生の頃から貸本マンガに執筆し、1968年「りぼん」3月号『雪のセレナーデ』で雑誌デビュー。数々のヒット作を生み出し、1986年にアクションコメディ『有閑倶楽部』が第10回講談社漫画賞を受賞。同作は二度のテレビドラマ化(1986年、2007年)も経て、幅広い人気を獲得した。2003年に連載開始した『プライド』が第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。ほかの代表作に『デザイナー』『砂の城』『正しい恋愛のススメ』などがある。

北九州ゆかりの漫画家・萩岩睦美先生による特別出展なども

「りぼん」「コーラス」など同じ誌面で活躍し、一条先生とかねてから親交のある北九州ゆかりの漫画家・萩岩睦美先生による特別出展をはじめ、担当学芸員によるギャラリートークといった関連企画も予定されています。

また、ポストカードやクリアファイルなど、同展限定のオリジナルグッズも販売されるとのことです。

詳細は北九州市漫画ミュージアムホームページで確認できます。

■会場/北九州市漫画ミュージアム 企画展示室(北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるCity5階)
■期間/9月18日(土)~ 11月21日(日)
■開館時間/11:00~19:00(入館は18:30まで)
■料金/一般800円、中高生400円、小学生200円
■休館日/火曜

※2021年9月17日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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