東京2020大会で日本でただ一人招かれた『ルートセッター』岡野寛さん コースに込めた思いは…

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は東京2020大会が開催された東京での様々な取り組み・そこに関わる人々の思いを紹介する『Our Legacy』で、「スポーツクライミング」のコースをデザインするルートセッターの 岡野寛さんを紹介しました。

◆Our Legacy「ルートセッター 岡野寛」

東京2020大会が開催された東京を舞台に行われる様々な取り組みや、そこに関わる人々の思いを紹介する『Our Legacy』。
今回は、この夏、日本中を沸かせた「スポーツクライミング」を陰で支えたスタッフに会ってきました。

訪れたのは、葛飾区東金町運動場スポーツクライミングセンター。
東京2020大会で日本が2つのメダルを獲得し注目を集めた、スポーツクライミングの3つの種目、スポード、ボルダリング、リード用の壁を全て備えた、23区内初の施設として、2020年6月にオープンしました。

そこで作業していたのは、岡野寛さん。
クライミングの壁に、ホールドと呼ばれる突起を設置する、ルートセッターです。

(岡野寛さん)
「初めてクライミングをする人向けにコースを作っていたところです。初めてやる人が、どういう風にがんばって登れるかなというのを想像しながら、このホールドの場所だったり配置だったりを考えて設置していました」

選手や大会のレベルに合わせて、その都度、デザインされる壁。国際資格をもつルートセッターは、岡野さんを含め、日本にまだ6人しかいません。
東京2020大会では、日本でただ一人、ルートセッターとして招かれました。

<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、中村美公
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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