【住友生命レディス東海C】渋野日向子が7位発進 同組・稲見に刺激「明日は風とお友達になる」

渋野日向子

国内女子ゴルフツアー「住友生命レディス東海クラシック」(新南愛知CC美浜C=パー72)初日(17日)、19年大会覇者の渋野日向子(22=サントリー)は、4バーディー、2ボギーの2アンダー、70で回り、7位に付けた。首位は6アンダーで大里桃子(23=伊藤園)。賞金ランキング1位の稲見萌寧(22=都築電気)が3アンダーで3位に付けている。

「風もある中、結果的にこのスコアで上がれたのはうれしいが、まぐれが多い感じだったので、ちょっとううんという感じ」と振り返った渋野。バーディーを奪った上がり2ホールについても「17番は距離が合っていないし、18番は自分が練習してきたことを出せいない」と辛口な自己評価だ。天候の悪化が予想される2日目へ「明日は風とお友達になれるよう頑張りたい」と気合を入れた。

この日は東京五輪銀メダリストで今季8勝中の稲見と同組で回った。「今の稲見萌寧は強すぎるので、このタイミングで一緒に回れるなら見るしかないと思っていた。簡単じゃないのに、簡単そうに見える。私もいつかはできたらいな、というゴルフのお手本を見させてもらった。すごく差を感じた」とライバルに脱帽の様子。刺激を受け、好プレーにつなげるつもりだ。

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