山口の高専生、集団いじめで自殺

「人格全否定」ライン送信

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男子学生が自殺した現場に献花する遺族(左)=17日午後、山口県周防大島町

 山口県周防大島町の大島商船高等専門学校で16年に男子学生=当時(15)=が自殺した問題で再調査委員会は17日、クラスメートのいじめが原因と結論付けた報告書を高専に出した。ラインで人格を全否定する内容を送信するなど、「閉鎖的な集団」で22件のいじめがあったと認定。学生は孤立感の中、苦しみが永遠に続くと考える状態になったとした。

 当初は18年設置の第三者委員会(昨年10月解散)が調べたが、2年以上詳細を知らせないのは不誠実と学生の母親が申し入れ、報告書完成前に解散が決定。第三者委は九つの行為をいじめとし、自殺の「一定の要因」との認定にとどまっていた。

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