巨人・坂本のライバル?三代目JSB・ELLYが始球式で速球披露 メンディーから助言も

始球式で堂々の投球を見せたELLY

さすがは元高校球児! 「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」のELLY(33)が17日の巨人―ヤクルト戦(東京ドーム)で始球式を行った。

背番号「03」のユニフォームに身を包んだELLYは、グループの代表曲「R.Y.U.S.E.I.」が流れる中、大きな拍手で出迎えられて登場。マウンドではセットポジションから力強く腕を振り下ろすと、白球は矢のような鋭さでミットまで届いた。

それもそのはず、自身も野球経験者で、青森・県立三沢高の野球部在籍時代には「4番・捕手」として活躍し、3年時には県予選の準々決勝で光星学院時代の坂本勇人内野手(32)とも対戦。意外な縁で結ばれて、この日の大役を務めたELLYは「振り返ると本当に一瞬の出来事だったんですけど、僕が夢見てた人たちが僕が投げるボールを見てくれただけでも、すごいうれしかったですし、人生の宝物になりました」と目を輝かせた。

思いが通じたのか、その後の初回の攻撃で坂本がすぐさま先制適時打。取材中に吉報を聴いたELLYは両手を叩き「いよーっし! やりましたね。じゃあ今日調子よさそうですね! これで調子悪かったらいやだなと思ってたんで(笑い)」と喜びを爆発させた。

この日を迎えるにあたり、始球式経験者でグループのメンバー・関口メンディー(30)にもアドバイスをもらったというELLY。「『全力で投げるんですか?』と聞かれたので『いや、まだ早い。俺はまだあと(の機会)にとっておくわ』と言いました(笑い)。次もしいつか機会があったら全力で投げてみたいです!」と早くも〝続投〟を期待していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社