自民党総裁選(29日投開票)は17日に告示され、4候補者による選挙戦がスタートした。スポーツ界や芸能界出身の国会議員たちは、どの候補者を推したのか。
元プロレスラーの馳浩衆院議員(60)は来年の石川県知事選へのチャレンジが決まり、国会議員として最後の総裁選となる。馳氏は高市早苗前総務相(60)の推薦人名簿に名前を連ねた。
「高市氏は保守色を前面に打ち出しています。馳氏とは、安倍晋三前首相の出身派閥である細田派で旧知の仲。高市氏にとって馳氏の存在は、横断的な支持を得るために頼もしい存在です」(自民党関係者)
元「SPEED」の今井絵理子参院議員(37)は、麻生太郎財務相率いる麻生派(志公会)メンバーとして岸田文雄前政調会長(64)の推薦人に。
「岸田氏は、総裁選4候補者の中で今井氏を始め、女性国会議員の推薦人が最多なんです。今井氏は岸田氏のコロナ対策、外交・安全保障に期待しているのでしょう」(同)
三原じゅん子参院議員(57)は〝ギリギリ立候補〟で話題を集めた野田聖子幹事長代行(61)の推薦人代表で、選挙対策本部長にも就任。
国民的人気が高い小泉進次郎環境相(40)は河野太郎行政改革担当相(58)の支持を明言している。