神奈川県相模原市や鎌倉市などで米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンから白い浮遊物が見つかった問題を巡り、河野太郎行政改革担当相(衆院神奈川15区)は17日の閣議後会見で「製品由来のもので、外部から入った異物は確認されていない。安全性に問題はなく、安心してほしい」と述べた。自治体の供給への影響についても、「現時点で特に問題があるとは聞いていない」と説明した。
ファイザー社は同日、相模原、鎌倉と大阪府堺市のワクチンから見つかった浮遊物の調査結果を発表。「製品由来のものであり、安全性に問題がないことを確認した」と明らかにした。浮遊物が見つかった3市のワクチンは同じロット番号だった。